ACTIVITY LOG
TRAIL RUNNING
世界最高峰のUTMB FINALレース 練習できずに出走したけど、聞いていたよりだいぶ厳しいかった
レース当日を迎えました。
穏やかな気候で18時スタートなので、ゆったりしてます。 スタート前に預けるレース公式のドロップバックを最終確認して
装備も最終確認して和食中心の食事で落ち着いて準備してます。海外遠征はサトウのご飯となめ茸が必須だと思いました。
気持ちは、なるようにしかならない、前夜は完走できなかったらどうしようって眠れなくもなりましたが、怪我をする前までの練習で
毎週富士山に登って練習し、自宅から高尾や小仏まで走ってトレーニングしてた自分を信じようと考えました。
それなりに努力もしてきたし、スタミナ、メンタルだけはだれにも負けない自信もあるので、完走をイメージするようにしておりました。
公式の高低表 ワクワクすっぞ
自分のタイムテーブル
なんどもなんどもタイムテーブルやエイドワークを想定して作り直しました。この時間がレース中にすごく助けになるし、頭に入るので向き合う時間をいっぱい取りました。
改めてこれを走れる事が夢のよう
最終準備です。
公式ドロップバック
スタート時の装備品
スタートすぐ夕方から夜になるので、噛み砕く系エネルギー
エントリー時に申し込むリアルタイムGPS 5000円くらいだったかな
専用のページで今どこにいるかわかります。
ただ、スタート時にONするんですが、ONならず使えなかった・・さすが海外クオリティって感じです。 返却時に返金してくれるって言ってたと思うけどフランス語だったのでなんとも・・ このGPSは現地で家族にサポート受けるなどの方以外は必要ない気がします。結構重いし。
レース前の食事 なめ茸、どん兵衛
最近オキニのテーピング 足裏全部
ロングの時はいつもこんな感じで守ります
ドロップバック預け
全く絞れてない自分とシュッとしてるY田兄貴かっこいい
スタートゲートはまだ静か
スタートを待つ場所も曖昧な雰囲気で密集して暑かった
いよいよスタートですが、なんかぼーとしちゃった
スタートから関門アウトまで~
エイドはこんな感じ チョコ塊、サラミ、クラッカー
関門アウトの皆様です
U5 LES CHAPIEUXで18分オーバー アウトです
一時間半待ってバスがやってきました
3時間くらいかけてシャモニーに帰りました 爆走バスです
敗戦の乾杯 二ヶ月ぶりのビールはおいしくなかった
夢の舞台は、11時間で終わってしまいました。
スタートゲートをくぐって大歓声の中、周りと同じそれほど早いペースでもなく、進みました。
トレイルに入っても大歓声は続き感動と感激で体の調子も息切れも何も気づかない。
トレイルで上りになり、みんながポールを出して上っている時に、ちょっときついなって思い
ガーミンを見たら、心拍が188だった。 ええ! これはまずい、もたないぞって思い
160くらいまで落ちるようにペースも落とした事で、周りの選手がどんどん抜いていく。
こんな抜かされる経験はないので、なんでなんでって頭で考えながら
世界の夢の舞台UTMBだったと気付き、納得した。
その後は、割と楽しく走って第一関門を通過したんですが、残り時間15分だった。
このレベルで15分しかないんだーきついなーと思いつつ、エイドにはたくさんのギャラリーが
歓声をくれるので、楽しみ走った。
二個目の関門はなんと7分前。しかもエイドのIN,OUTではなくOUTでカウントのみなので、エイドでゆっくり休めない。
水だけいれてすぐにエイドを出た。
3個目のエイドはルクタスサポートエイド、6分しかなく、ルクタス久保さんが水を入れてくれて
そうめんを出して急いで食べてエイドを出た。
用意してたドロップバックのものはほとんど必要なかった。
久保さんには、頑張って!クールマイヨールで待ってるって言われ、その時は81KM地点まで絶対たどり着く
気持ちだったけど、次のエイドでは4分前に到着し、お湯だけもらってエイドを出てすぐのところで座って休んだ。
3分も休んでいると、なんと、スイーパーがスタートし、フランス語で立て早くいけって言われ
この先はロングうトレイルだからここで辞めろって言われたけど、絶対辞めねーって言って
先を進んだ。 このスイーパーの二人がすごく厳しくってちょっとでも立ち止まったら早くいけ、立ての繰り返し
足を滑らせると、笑われるなど、とにかく不快極まりないスイーパーだった。
結構お歳の男女のスイーパーがとにかく強い。。 まったく緩めないペースでピッタリ後ろについて談笑しながら
煽ってくる。
でもこのプレッシャーを利用して次の関門もクリアしてやろうと思ったのですが、
やはりペースが上がらず、次の関門で18分オーバーでカットオフ。
僕の夢の舞台はU5の51KMと三分の一もクリアできませんでした。
悔しい気持ちもあるけど、そうだよなあ。。って納得もありました。5月から足の不調が続き、治っては、また痛くなる事が続きました。左のヒザ→右のカカト→右ヒザ→左スネの連続でかばって練習してる事で、悪循環でした。
スタートに絶対立ちたい思いから、1ヶ月半前からは、練習を諦め、安静にしてテレワークも多めにして横になって足を使わないケアをしていました。
普段なら走ってしまうくらい回復しても、もう一週安静にしてなんとか出発の一週間前にやっと完治。
僕レベルのランナーが怪我明けでクリアできるような舞台ではなかったです。
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